投資を始める前に読んでおくべき3冊!










投資は親のすすめもあり高校生からしていた。でも今のようにNISA積み立てではなく個別株を中短期で投資することが多かった。

はじめは案外儲かるもんだ。コツコツ儲けを積み上げて、ある日一気に大損する…というのを何度か経験して、いまは長期投資に落ち着いた。

この投資方法に落ち着くまでにかなり本を読み漁った。

なかでも最も影響を受けた本が3冊に絞れるので、

それらのポイントも交えながら、若い人たちがどう資産形成を考えれば良いか、僕が学んだり経験したことをシェアします!

1. Psychology of Money


 本のタイトル通り、お金に対する心理学、考え方を学んだほうが良い。

本のポイントはこんな感じだと思う。
  • お金で見栄を張るな
  • お金で尊敬を集めるのではなく、優しさや謙虚さで尊敬を集めた方がいい
  • お金で買える最大の資産は自由
  • 人生を自分でコントロールできているか(オートノミー)が共通してお金持ちの幸福につながってる。ブランド物やラグジュアリーではない。
  • 目的なしの貯金でもしたほうがいい。いざというときに自由がきくようになる。待つべき時は待ち、チャンスには飛びつく余裕をもてる。
  • 継続が大事。投資から退場しないのが何より大事。

この本を読んでから、毎月プラス収支で終わることをとても意識するようになった。

倹約することが資産形成にはとても大事。

高価なものをもてるのはお金が手元にたくさんあることだけど、実際資産があるかは分からない。資産家は何もしなくてもお金が入ってくる仕組みをもっている人で、支出より収入が上回っている人だ。

お金持ちであることではなく、資産家になれるよう、仕組みづくりに励むのだ。

Youtuberでもありリベラルアーツ大学を運営している両学長が言っていたんだけど、資産家は毎月の収支が+で終わる人を指すと言っていた。

この当たり前かのように思えることを実際継続できるかが資産家への分かれ道だ。

本を読むのが苦手な人だったら、長いかもしれないけど、内容をじっくり理解する価値がある。

次は、どっちが投資に関する本でおすすめか、いつも迷う一冊で、これは漫画版もあるので子供でも読みやすい。

日本国民全員、これを読んでおくと良いと思うくらいの名著だと思う。

2.バビロンの大富豪の教え

2冊めは、『漫画 バビロンの大富豪の教え』。

スタバの店員をしていた時に、仲が良かった常連さんが貸してくれた本で、

出会えて本当によかった一冊だ。

1.の『サイコロジーオブマネー』では、倹約をして貯蓄をする大切さを教えてくれた。

『バビロンの大富豪の教え』では、倹約して余ったお金をどれくらい貯蓄するか。

その目安は、収入の10%だよと教えてくれた。

ポイントはこんな感じ。

  1. 収入の十分の一を貯金せよ
  2. 欲望に優先順位をつけよ
  3. 貯えた金を働かせよ
  4. 危険や天敵から金を堅守せよ
  5. より良きところに住め
  6. 今日から未来の生活に備えよ
  7. 自分こそを最大の資本とせよ
3.の貯えた金を働かせよの部分の「現代の最適解は、インデックス投資をすることだ」と書いてあるページがある。

この本では、主人公のバンシルが詐欺に遭ってしまいもち金を失ってしまう描写がある。

いままでは、お金を働かせる場所を見つけるのが難しかった。

でも今はインデックス投資がある。投資の神様と言われるウォーレン・バフェットも、「投資のプロではないのなら、インデックス投資を買うほうが良い」といった趣旨の発言をしていて、

そのとおりだと思う。

現代は低コストで長期的に複利効果がきく投資先があり、それを選択すれば詐欺に合うことはない。他のうまそうに聞こえる話にのらないだけで良い。ラッキーな時代に生まれた。

紹介した2冊から学べる行動はこれ。
  1. 自分なりの仕事をし、倹約に励んで収入の10分の1は蓄える。
  2. その貯まったお金をインデックス投資にまわす。
この2つのステップを長期で続けると、将来かなりのお金が手元に残る。金融庁の積み立てシミュレーターで計算してみると良い。

 おまけ:Just Keep Buying

もしかしたら、上記の2冊が一番良い2冊かもしれない。

でもインデックス・ファンドも暴落をする時が来る。そんな時、不安にならない人はいないと思う。

そんなときに、迷わなくて良い。

「愚直に淡々と、同じ金額の買い付けを淡々と続ければ良い」と自信をもたせてくれたのがこの一冊。

JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則

豊富なデータをもとになぜ感情には左右されずに買い続けるべきかを教えてくれた。

本の内容を簡単にまとめると、

  • 定期的に株を買う。資産でお金に働いてもらい、収入を得た方が良い。
  • 節約するより収入を増やす。節約には限界があるが、収入を増やす幅は無限。
  • あまり貯蓄や投資で無理したりストレスしない。できる範囲でプラス収支を保つようにする。
  • 個別株は買わない方がよく、なるべく投資信託を活用して分散投資すべき。
  • 一括投資が積立投資よりパフォーマンスはよくなる傾向にある
  • 長期であれば米国株は右肩上がり。(始めるのは少額からでも、はやめが良い)
  • ドルコスト平均法で株を買う
  • 暴落は株を買い増すチャンス
  • 僕は毎月3万円分をオルカンとゴールドに1.5万ずつ、買い続けている。

    たった3万円と思うなかれ。世界で見れば、その金額を捻出できるひとたちは実は少ない。

    僕は先進国から発展途上国まで、いろんな国でそのへんの屋台のおばちゃんから、富裕層のローカルと接してきた。それでやっと気づいたことがある。

    もう一度言うけど、日本では3万円はたかが3万円だ。でも世界を見渡すと、毎月3万円分を捻出して投資にまわし、継続できる人はとても少ない。

    どこで投資する?

    投資をはじめる時に、銀行の窓口は絶対行かないほうが良い。

    その理由については、世の中にしっかり情報がでまわっているので、

    ここでは割愛する。

    分かりやすいのは、両学長のYoutubeチャンネルだと思う。

    基本はSBI証券か楽天証券でNISA投資

    ネットの証券会社大手のSBIか楽天で、NISA口座をつくり自動積み立てが第一歩としては良いと思う。

    どっちの証券会社で迷うかと思うが、僕は使いやすいのはSBIだと思う。

    相性もあるのかもしれないが、よりシンプルで目的に特化して最良のサービスをしてくれるのは、SBIであり、Amazonであり、Googleだと思う。

    SBI>楽天
    Amazon>楽天
    Google>Yahoo

    話がそれたが、

    人それぞれ好みが違うので、SBI証券か、楽天証券の口座をもつことから始めたら良いと思う。

    僕はSBI証券が使いやすくて学生の頃からずっと使っている。

    基本的にサービスはずっと改善されていると思う。

    おそらくポイントや楽天経済圏での親和性を加味すると、

    楽天証券を選択する人も多いはずだ。

    でも楽天証券は、サービスが改悪されることが多い。

    それにがっかりしたくないので、僕はSBI証券でずっと続けていて、アンハッピーになったことは一度もない。

    僕はSBI証券一択だと思う。

    僕を含め、資産管理を人に任せることなく、自分で証券口座をひらき、自動積立をまずは設定して、スモールスタートで経過をみてみてほしい。

    欲が出ると、確実にどっかの時点で失敗すると思う。感情を抜いて、機会的に自動積み立てをしないといけない。

    そのために役立つのが上記の3冊に記載されている考え方だと思う。

    参考:

    大事なのは、考え方と習慣。

    最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

    このブログは、初めての起業が失敗で終わった僕がどうやって幸せを見つけられるようになったか、そんな話をすることからスタートしました。

    同じ環境にいても、それを幸せと感じる人もいれば不幸と感じる人もいる。

    僕が人生最悪だと思った日は、今では人生最高の日だったかもしれないと思えるようになった。

    このブログを「考え方を変えるオンライン塾」のような場に育てます。

    僕は起業で失敗した後、良い条件の仕事がすぐ見つかったのを見送って、敢えて自分で地獄に落ちてみようと思った。

    でも世間で言われる地獄は、逆だったと僕は思う。

    良い習慣をもって、日々の自分のタスクを淡々とこなす積み上げは、

    地獄ではなく、山頂を目指している登山のような期待感がある。

    山頂が見えたら、次は下山が。そして人は、また同じように山を登る。

    人生はその繰り返しであり、その旅路こそが最高の褒美なんだ。

    人生の答えは十人十色。でも僕がどう選択してどう進んだかは、参考までに公開していこうと思います。


    これからも様々な考え方やコツも公開していきますので、

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    【青海龍 プロフィール】

    英語ペラペラでグルメなナイスガイ。サンフランシスコで育ち、海外の金融機関の通訳、ライター、翻訳家などを経てブロガーへ転身。

    美食も良いけど、どちらかというとストリートフードが好き。

    異常な早さでローカルと仲良くなれる能力も活かし、世界で食べたおいしい物や学んだことをレポート。

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