お金について学んだことを、まとめてみた。


2年間、全国を点々としながらリゾバをし、色んな人と話す機会があった。どこに滞在しても必ず「お金がほしい」と言っている人がいた。

住みたい移住先も見つかり、佐賀県唐津市に定住した今でも、変わらず周囲の関心度がある話題は、お金だ。

どう、お金持ちになるかは誤解されている。

まだまだ、良い大学を出ることや、正社員と高給がお金持ちへの鍵だと思い込んでいる人がとても多いことだ。

  1. 良い大学を出る
  2. 高給どり
  3. 正社員

この三拍子。正直な話、僕もそれが揃っている時期もあった。でもなぜか、財布はいつもカツカツだった。理由は単純で、稼いだ分を全部使ってしまうからだ。

僕より良い例は、医者じゃないだろうか。イギリスでとても有名なYoutuberであり、ケンブリッジ大を出て医者から実業家に転身したAli Abdaalは、医者でもお金がカツカツで首がまわらない人が意外と多く驚いたと言っていた。

医者といえば、良い大学を出た、高給取りの正社員のトップランナーだろう。

その医者でもお金に苦労することがあるなら、

お金持ちになる要素は世間のイメージとは違うということだ。

大事なのは貯蓄率を高める習慣だった

逆に今の僕は給与額は額面で月20万円ちょっと。ちゃんと貯金が積み上がるようになった。

お金が増える仕組みと習慣を取り入れる。これは誰でもできることだ。

大事なのは大卒カードでもなければ、高給でも正社員の高待遇でもない。貯蓄率をなるべく高く保つ、規律性だ。

まずできることは毎月、プラス収支で終わること。

お金が貯まる人はおそらくみんな知っていることで、特別な内容ではないかもしれないけど、

「お金持ち良いなあ」と思っているなら、この先に書く内容は参考になると思う。

自分が超えたハードルも交えながら、書こうと思う。

ポイントは、5つ+オマケでまとめてみた。

①お金持ちへの第一歩は習慣

まず、収入が高くても全然お金が貯まらなかった僕が、低収入でも着実にお金が貯まるようになったのは、習慣を変えたことだ。

具体的にどんな習慣にしたかというと、毎月の収支をプラスで終えることを徹底したこと。

給与が入ったらすぐ10〜20%を長期のNISA投資にまわしてしまう。(僕は3万円で自動設定した)

そのプラス収支の維持がとても大事だった。

そのためには、収入に対して、支出が少なくおさまるよう、生活レベルを落とすしかない。

②見栄と同調圧力を克服する

日本人には武士道の恥じの考え方が根付いているのか、周りにどう思われるかを気にしちゃう人が多い。

でも、見栄と同調圧力はお金持ちへの道を逆走する可能性が高い。

偉そうなことを言っておいて、僕も見栄をはる人だったとコロナの時にとても反省した。

お金がなかった頃は、例えば「銀座を歩くのにみっともないのはありえない」と色々と衣服を揃えてしまったり、おごりぐせがあったりする人だったりした。

ひとつ高級品を揃えたり、一度見栄をはったりするとそれに合わせて他も高級になりがちだ。

自分の身の丈に合う所持品と生活が一番だ。

③「必須」と「あったら良いな」を分ける

事業で苦労したのをきっかけに、

必要なものは迷わず買う。「あったら良いな」は買わないようになった。

僕なりの考え方を、2つ例を挙げてみる。

1つ目は車。

最近、車を買うことにした。

はじめはちゃりで頑張ろうと思っていたのだが、決まった職場との距離や交通の便の悪さ、天気も考慮すると通勤に車は必要だと判断したためだ。

冬の雨の日は寒すぎるし、危ない。怪我しては本末転倒だ。

でも車も中古車の必要最低限のもの。

職場では、新車を買ったか何回か聞かれた。

正直、僕は新車を買いたいと思ったことがない。

車が好きなら新車の選択肢が出てくるのかも知れない。

でも僕は基本、車に関心がない。

用途が通勤メイン。釣りをしていきたいため、釣り向けに収納がバッチリな軽自動車を営業が見つけてくれて、即決した。

2つ目は、食。

僕は毎月5万円の食費を予算にしていて、

もっと節約しようと思えばできるのは食費だけだ。

でも僕にとっては食は必須に入るもので、

贅沢をする気はないけど、新しい食材や料理を試すのは生きがいのひとつだ。

今後の事業にもつながっていく予定なので、食に関しては必須寄りにしている。

その代わり、それ以外の出費にとてもシビアになった。

消耗品や衣服など、最安値から。支障があればグレードを上げる。

でもグレードを上げたことは、ないかもしれない…

人それぞれ、これだけは!というお洒落だったり、旅行だったり、必須にしたいものはあると思う。

それを我慢しすぎるのはよくない。

その代わり、他に関しては財布の紐をしめておく。それで良いと思う。

*地方暮らしが慣れて、家庭菜園もするようになり、食費は月4万円ほどに落ちた。

④「すぐお金持ちになりたい」を手放す

宝くじやギャンブル、短期投資ですぐお金持ちになろうと思うのは辞めておいたほうがいい。

本当に稀にうまくいく人はいるけど、ほぼありえない。

でも僕のじいちゃんも宝くじは好きだったし、とても楽しみにしていた。

預金もしっかりある人だった。

だから、エンタメとして人生の一部にしたいなら、それはそれで良いんだと思う。

でも博打のために借金するのは最悪で、長期的には良い結果に終わらない。

⑤お金を増やすのは、長期投資に任せる

長期的には労働で稼ぐより、複利の効果を活用した投資のほうが長期的にはお金が増えるのはフランスの経済学者が証明してしまった、事実。

でも長期投資の種となる資金は、残念ながら自分で用意するしかない。

最初は月1万でも5000円だって良い。

でもなるべく早めに始めて、継続することが大事だとわかった。

さらに、この継続は結構困難でもあることも分かった。

でも諦めずに工夫を凝らすこと。一時的に投資にまわせなくなる時期があったとしても、必ず可能になった段階で再開することだ。

長い人生では、どうしても無理なときがある。逆に臨時でボーナスが入ったときは半分以上は投資にまわしたほうが良い。

まえより手元にお金が残るようになった場合も、増えた額の半分は投資に、半分は自由に使うのが一番良いとおもう。

オマケ:余った現金はゴールドに

あとは預金について。

緊急時に投資にまわしているお金を崩さなくて良いよう、

僕は50万円を用意していたけど、最近不足してしまった。

その反省を活かして、次は100万円を貯めていこうとおもう。

その現金が用意できたら、あとは金(ゴールド)にしてしまっている。

日本でもついにインフレの時代がやってきた。

金はインフレに強く、資産の価値保存に適している。

円がとても強い時代がまた来るのはあまり期待しないほうが懸命だと思う。

いままでは日本人はとてもお金持ちで、円を持っていれば世界的に見ればお金持ちだった。

でもその状況はかなり変わったし、悪化している。

他にも理由はあるのだけど、僕は一生をかけて、少しずつゴールドを買い続ける。

まとめ:良い習慣を身に着けよ

結論をいうと、

良い大学を出て、良い就職をし、正社員でいることがお金持ちに直結するわけではない。

毎月の収支がプラスで終わる習慣をもっていること。

それを継続できること。

その積み上げと長期投資のセットが誰でもなれるお金持ちへの最適解だ。

でもその習慣の維持はとても難しい。

だから、本気で取り組むかはあなた次第。

僕も失敗したり軌道修正したりしながら、少しづつお金持ちに近づいています。

この投稿を書きながら思い浮かんでいた本はこの4冊。

大事なのは、マインドセット。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

このブログは、起業が失敗で終わった僕がどうやって幸せを見つけられるようになったか、そんな話をすることからスタートしました。

同じ環境にいても、それを幸せと感じる人もいれば不幸と感じる人もいる。

僕が人生最悪だと思った日は、今では人生最高の日だったかもしれないと思えるようになった。

物事の見方や考え方を変えると、道が拓けるし、あとは気分良く過ごせるよう淡々と日々を送ることの大切さを学んだ。

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机上の空論があまり好きではない。

夢見がちだと言われることも多いけど、きれいごとは好きではなく、現実的。

やりたいことがある時、やはりどれだけ本気になれるかは必須条件だと学んだ。

僕は起業で失敗した後、良い条件の仕事がすぐ見つかったのを見送って、敢えて自分で地獄に落ちてみようと思った。

でも世間で言われる地獄は、正直逆だったと僕は思う。

人生の答えは十人十色。でも僕がどう選択してどう進んだかは、参考までに公開していこうと思います。


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