興味に従ってみて、起きたこと②
こんなことをしてみたい。
そう思ったときに、僕はしてみたら良いと思うし、
不安になる気持ちを拭い、「有言実行でいく」ことにした。
特に大切な家族から反対される。
それでもやっていると、周りからも理解されることはほぼない。
でもそれでも取り組み続けていると、「自分が没頭できることを見つけられるのはとても幸せだ」と感じられるようになった。
目の前の興味に従ってやってみる。
いつの間にか少しできるようになる。じゃあもっとうまくいくには?次のステップは?とその試行錯誤と問題解決のプロセスが、自分への自信や肯定感につながった。
小さく、淡々と進めたら良い
興味を持ったときに、やらない理由を考えてしまうのが人間かもしれない。
新しい行動を起こすことは勇気がいるし、
その行動をバカにしたり、踏みにじってくるひとも意外といる。
一番きつく、でもありがちでもあるのが親しい人に否定されることなんじゃないかな。
僕の場合は母親で、否定とため息しか出てこない。
それはかなり残念なことだけど、
自分がやりたいと思ったことをやろうとするとき、冷ややかな目で見られることがあるのはよくあることだと思う。
気にせず、淡々と。はじめは大きな失敗もするかもしれないけど、
徐々に致命的な失敗にならないよう、小さく始め、無理のない範囲で積みあげられるようになってくると思う。
長く続けると、徐々に積み上げの効果が現れてきて、自分が成長する。
たまに現れる、応援者
この2−3年を振り返っておもしろかったのが、たまに記憶に残る応援者が現れていること。
僕はバリ島での出来事をきっかけに魚と釣りに興味を持って、それを深めてみたいと思った。
そうすると、釣りに連れていってくれる人がいたり、
もう全然使ってないからと新品に近い良い釣り竿を譲ってくれたり、
出刃包丁をいただいたりした。
そうやってポツポツとではあるんだけど、
明確に応援してくれている人たちも現れるんだなと感じる出来事もあって、
シンプルにありがたいし、自分の行動に改めて意義を感じた。
プロセスを楽しむ
やりたいと思って突き進んでいる時の結果も大事かもしれないけど、
どちらかというと、結果に至るまでのプロセスが大事だし、
それを楽しんでいるからこそ、
上記の応援者が現れるきっかけになるんだと思う。
行き着いた移住先
そうやってプロセスを楽しんでいるうちに、
自分が想像しえなかった、魚や釣りが好きな人にはとても魅力的な移住先を見つけた。
「魚をさばけるようになりたい」と思ってから、
自分で練習してもなかなか上達しなかった。
築地の魚屋で働いてみても売り子メインでなかなか厨房は任せてもらえず、
なかなかうまく行かない。
ダメかもなーと思った時期もあった。
でも今僕は移住先で市場の鮮魚部門で働き始め、
今までが嘘だったかのように大量の魚を捌かせてもらっている。
はじめから大きいブリを三枚おろしさせてくれて、
「失敗しても惣菜にまわるやつだから思いっきりこれで練習せい!」
と言ってくれるような厨房だ。
働いて4日だがものすごい量だった。
2年以上さまよって、いきなりこの4日間で報いがきたような感覚だ。
そういうふうにできている
今回、いきなり「魚をさばけるようになりたい」という目標がいきなり達成できたように、
そういうパターンで世の中動いていると思う。
ずっと試行錯誤しながら、あまりうまくいかない日が続く。
でもやり続けていると着実にパワーをためていて、
いつか一気に結果が出る時がやってくるんだと思う。
成功者の話を聞いていても、やはり同じようなことを聞く。
だから、あまり周りに影響されず、淡々と自分の興味にしたがうべき。
お金も大事だけど、それより自分なりの興味に没頭して、
自分なりの花を咲かせることを楽しんだほうが、
結果的にお金もついてくると思う。
拓かれていく道
今までのプロセスは、暗闇の中を歩いているような道だった。
先は見えない。そのため、とても不安だ。
でも歩き続けると、道が続いているし、
分岐点を「えいやっ」と進むとまた道が続く。
たまに、道を間違えたと戻らなければいけないときもある。
でもそれはそれで、この道じゃなかったと学べるわけだ。
戻って次の道を進めば良い。
どんな世界が待ってるだろうか
この孤独でもある、あまり同じことをする人もいない暗闇を歩くような作業は、
突然花畑で休憩できたり、泉が湧いていておいしい水が飲めたり、
星空がとてもきれいだったりするような小さな幸せを体験できる。
その先にあるのは、誰でも見ることはできない景色だろうし、
それはとても刹那で儚いのだと思う。
残るのは、きっとそれをクリアできた自分の経験や問題解決能力なのだと思う。
お金はそのオマケとしてついてくる。
そんな気がしながら、僕は興味をもった道をまた淡々と進む。
この本がオススメです
今回の投稿を書きながら思い出していた本を記載しておこうと思います。
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