今でも英語を勉強するべき理由。

前回は僕が書いた一通のメールがきっかけで、人生が変わった話をした。

僕の人生を変えた、一通のメール。

メールひとつでこんなにも人生が変わるものかと驚く。

でもそれはたまたまではなくて、日々の積み上げと、「相手の役に立ちたい」という思いが大事なんだと気づいた。

シンガポールでの銀行勤務のスカウトだけでなく、活きた英語を使えることで人生の財産となる経験をたくさんできた。

今日は改めて、なぜ英語力を身につけるべきかまとめてみようと思う。

1. 良い出会いがある

当たり前といえば当たり前だが、英語ができる人は良い情報をもっている。

海外にいると、上に立つ人ほど「英語力はマスト」と思っており、英語力のレベルが高い。

日本だけ…かもしれない。

英語はできないのは仕方なく、通訳してもらえば良いと割り切られているのは。

今までは日本が経済大国だったので、通用したけど。これからはそうではないと肌で感じる。

(前澤さんのように拙い英語でもイーロン・マスクと仕事できちゃっているような稀なこともあるし、それはそれでとても格好良いけど!)

でもやはり、海外の高度人材に接するのに満足いく英語力をもっていないと、その程度の人と思われがちだと思う。

日本でもそれなりの大学を出ていればそれなりの人だと思ってもらいやすい。

それと同じ。特に日本人だと英語力ができるだけで注目される。

2. 質の高い情報を得られる

これはとても大きい。日本で流れている情報と、英語圏で流れている情報はぜんぜん違う。

もちろん、関心度が高い情報に関しては日本語に翻訳されている場合も多い。

でも正直言って、正しく伝わっていなくてむしろ逆の意味になっていることも多い。

それはその情報を見る視点が違うのだと思う。

英語圏では比較的その事象に対して「どう活かすか」を考えるのに対し、

日本では「どう悲観的に見るか」にフォーカスしているようにさえ見えるときがある。

また、日本では情報が限られていてお金を出さないと得られない情報が、

英語では無料公開されていることもすごく多い。

英語を学んでおけば、それだけ節約しながら自己投資できてしまう。

これは時間が経てば経つほど複利で差がつくと思う。

3. メンタルに良い

僕は英語と日本語どちらで情報収集するかと言われれば、ほとんどが英語だ。

なぜかと掘り起こすとメンタルに良いからなのも大きいようだ。

日本ではとにかくネガティブに取り上げられがちなことが、英語圏ではより建設的な語り方をされるので、

自分がネガティブに引っ張られることがない。

英語の世界では、失敗に寛容でどう今より良くするかに視点が置かれているので、

今よりちょっとよくなることに思考が自然と向く。

「いけない、いけない。ネガティブにならないように、どうすればよくできるかな」といちいち自分で頭の中を修正しなくてよいのだ。

4. 柔軟になる

日本での常識は、海外では非常識だったりすることもある。

日本で「ちゃんとしなさい」「周りに配慮しなさい」などと言われることは、

海外では逆に「自分で人生を決めなさい」「自分らしくいなさい」などと言われ、

日本でよしとされる感覚が、理解されないことも多い。

大事なのは、どっちが自分に合ってるかだと思うし、

いろんな価値観を知った上で、自分が取り入れたいものを柔軟に取り入れることができるのが一番だと思う。

でも日本だけの価値観にしか触れないとどうしても視野が狭くなる。

定期的に海外の情報に触れたり、実際に足を運んで様々な交流や体験をすることで、

より柔軟な人間になれると思う。

この柔軟さは、これからをしなやかに生きていくうえでとても大切なスキルだと思う。

5. 成長できる

自分が興味をもったことを深めるのに、英語ができると強い味方になると思う。

日本だとまだ前例がなくても、世界のどこかではすでに取り組んだ人がいるかもしれない。

成長は仕事面だけでなく、趣味でも成長しやすい。

僕は料理が好きで、食関係への関心が強い。

旅行するときも、旅先のテーマを食に絞ってから、より一層楽しく過ごせるようになった。

日本で体験できる食文化だけでなく、インドネシアやレバノン、フランス、モロッコ、メキシコ…などグルメ国での食体験もしていくことで、

料理の知識や経験の幅が拡がった。

自分の好きなことを活かして人脈を拡げたり、仕事にしたりと良いアイディアを考えつくのも、英語の世界に飛び込めると結果が変わってくる。

人工知能はアシスタント

人工知能や翻訳機能なども向上してきて、英語の勉強をしなくて良いと感じる人も増えているのかもしれない。

でも僕は、むしろ英語が身についている人とそうでない人とでは、格差が拡大するのではないかとさえ思う。

というのは、対峙した人を心から理解しようとする「姿勢」が大事だからだ。

人工知能に丸投げしてしまうような人を「信頼」できるかはちょっと分からない。

もちろん、通訳機能としてあるものは使ったほうが良い。

でも日本語を一所懸命勉強しながら日本人に関わってくれる人と、いつもGoogle翻訳を頼っていれる人、どちらと付き合いたいと思うかーーー。

後者だと言う人はほぼいないのではないか。

だからこそ、自分も海外に行ったときは最低限の挨拶や数字だけでも学習する。

その姿勢が、僕が初めて訪れる国でもとてもよくしてもらえる理由だと思う。

でも現地語を身につけるのには限界がある。そのため、世界中で共通語として英語が一番使われている。

それを「身に着けたい」と思う人と、「難しいから良いや」と諦めてしまう人の結果は差が出ると思う。

これからの日本をどう生きる?

このブログは、起業が失敗で終わった僕がどうやって幸せを見つけられるようになったか、そんな話をしています。

同じ環境にいても、それを幸せと感じる人もいれば不幸と感じる人もいる。

僕が人生最悪だと思った日は、今では人生最高の日だったかもしれないと思えるようになった。

物事の見方や考え方を変えると、道が拓けるし、あとは気分良く過ごせるよう淡々と日々を送ることの大切さを学んだ。

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