英会話学習にAIを取り入れると凄かった話。
「とっさに言いたいことが英語で言えない」ーーー。
そんな悩みをもっていないだろうか。
事前に準備していたことはある程度は話せる。
でも急なとっさの一言がでてこず、英会話に苦戦してしまう。
英語を教え始めて、そう悩む人が多いのが分かった。
そこで、今担当している英会話教室である実験を人工知能を活用しながらしてみたら、かなり画期的な学習方法だったので紹介しようと思います。
まず、主語+動詞+目的語でシンプルに
はじめは、SVOのパターンでのみ英文を作るのがシンプル・イズ・ベスト。
考え方としては、こんな感じです。
簡単に英作文するためのステップ:
- S(ubject)(主語)(人、物、コト)を決める
- V(erb)(動詞)(動作ですか?状態ですか?)
- O(bject)(目的語) (動作を補足する)
さっそくAIを活用してみる
とっさの一言に困った時はこう指示しよう
- この日本語の文章を(SVOの)英文にして(アメリカ英語で読み上げて)
AIを使った英語学習方法
- レストランで使える接客英語をSVOの英文で10個あげて
- I will get your drinks. (飲み物をお持ちします。)
- We have a table for you. (お客様のテーブルをご用意しています。)
- Please follow me. (どうぞ、私について来てください。)
- I will be right with you. (すぐに参ります。)
- Please take a seat. (どうぞお座りください。)
- I recommend this dish. (この料理をお勧めします。)
- The menu is over there. (メニューはあちらにあります。)
- We are full right now. (ただ今、満席でございます。)
- I can help you. (何かお手伝いできることはありますか?)
- Please write your name here. (こちらにお名前をご記入ください。)
AIも完璧ではない
ポイントは音もセットで学習すること
間違ってもOK
- 分からない単語や発音はGoogle TranslateとAIで解決できる時代になった。
- SVOで英作文してみて失敗と改善を積み上げるのが大事。
インバウンド対策にレストラン接客英語
2025年7月から唐津の飲食店の玄洋で接客英語を教え始めました。
ちなみに僕は母がシリコンバレーで日本食屋を経営していたこともあり、料理も接客も大好き。
カナダで働いていた店はのちにミシュラン店に。北海道でもミシュランの系列店で働いたり、興味をもった食材を提供する店で日英両方の言語で接客を経験してきました。
その経験も活かし、接客英語も依頼があった店に合わせてみました。
日本語で接客している流れを従業員の方々から聞き英語マニュアルを作り込んでしまい、
音読しながら正しい音で接客英語を使えるよう、練習すれば効率的に必要な英語を学べますし、業務の効率化も進みます。
音読をしながら正しい音で英語が言えるようになると、今度は英語圏の人が言っていることが聞こえるようになってきます。
すでに一定の効果があったみたいで、インバウンドのお客さんの反応も良好のようです。
今までは学校の英語の授業でいくら頑張ってもなかなか報われにくかったのが、短期間で相手の言ってることが分かったり、自分が使った接客英語が通じたりすると、おもしろくなってきます。
生徒さんたちのモチベーションも右肩上がりだと感じており、嬉しい限りです。
そういった店が日本で増え、インバウンドの対応をしっかりできるようになれば、僕が大好きな日本の食文化が世界中に広まるきっかけにつながるのでは。
そう思い、作り込んだマニュアルの、どの店でも共通して使いそうなものを公開することにした。いずれ、音声も公開していこうと思いますので、
ぜひ参考にしてくださいー!
*試してみて良かったポイントとしては、フリガナをふったことです。日本の学校に行く中で英単語を正確ではない音で記憶してしまっていることが多いので、(日本語読みしてしまう)カタカナを忠実に読むことを意識すると良いです。
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