Just Be Yourself 自分自身でいる大切さ。



 







最近、仕事でシンガポールの話をする機会が多いので、シンガポールで言われて印象的だったことを書こうと思う。

それは、"Just be yourself."(自分自身でいれば良いよ)だ。

「自分自身でいれば良い」ーーー。

それって日本では夢物語みたいな世界なんじゃないだろうか。

「人に迷惑をかけちゃいけない」「礼儀正しくいなければいけない」「それは自分勝手だ」というようなことが日本では当たり前のように聞こえてくる。

もちろん、礼儀正しく、和を重んじれるのは日本人の良いところで、誇れる面だ。

でも僕が育ったアメリカでは、「自分を出せないと、怒られる」ような日本とは逆の環境だった。

Just be yourself. Do whatever you want.

学生のとき通訳を頼まれてシンガポールを出入りするようになった頃、よくこう言われた。

「Just be yourself. ありのままの自分でいれば良い。それがシンガポールが君のルーツである、サンフランシスコや日本をより理解するきっかけにもなるから」

僕は自分らしく振る舞ったと思う。

自分が知っていることは惜しみなく伝えたし、役立った結果としてたくさんのチャンスや経験にも恵まれた。

それを活かす機会が派生し、今でもその経験で飯が食えてるとも思う。

じゃあ、「自分を出すってなんだ?」

僕の場合は、ドタキャンをしてきたシンガポールの銀行員を、僕なりに気遣った行動だったし、その小さな成功は、シンガポールで起こし続けたと思う。

もちろん、失敗もたくさんした。良い人でいるのは大事だと思う。

でもお人好しになると全員にとってlose loseになることがある。

それには細心の注意を払うべきだし、もしミスをおかした場合は、ちゃんと認めて、

自分がより成長する糧にしないといけない。

ここでひとつ、大前提が。

アメリカやシンガポールでは、「自分らしく振る舞って良い自由度がある」と思う。

でもそのかわり、大前提として、犯罪やルール違反には厳しい罰則が待っている。

日本はその辺がとても寛容で、ちゃんと修正するならOK。と優しい。

そもそも、そんなに犯罪をおかす人が少なかったからだと思う。

でもアメリカやシンガポールは移民国家で、様々な価値観をもった人が出入りする。

平気でモラルに欠けた行動を取る人もいれば、犯罪を犯して自分の肥やしにする人もいる。

「自分らしくいる」ことがそれに当てはまるなら、国外追放されて終わるのはいうまでもない。

ちゃんと、法律やルールに沿ったうえで自分らしく生きるのは大切だよねという考え方なんだと思う。

日本人はラッキーだ。とても礼儀正しく、来てほしい人種は世界でトップクラスなんだと思う。

だからもう少し、自分のことを話したり、したいことを主張して良いんだと思う。

Just be yourselfの他に僕が言われたのは、"Tell me what you want in Singapore. I'll help you."(シンガポールでなにが欲しいか言ってくれ。助けてあげるから)


唐津市に慣れていく中で。

唐津市に移住して、いろんな人と関わる中でよく言われるのが「こうしたほうが良いよ」というアドバイスだ。

特に僕はアメリカ育ちなこともあり、海外の経験がたくさんある。

どうしてもその話が自分の話題に出てきてしまう。

そういった時に、「アメリカ!感じ悪っ。ここ日本やしね」といったことを言う人がたまにいる。

逆に「アメリカ!わーよく来たね」と歓迎してくれる人もいるから、万人に好かれようと思うのはおこがましい話だと思うようにしている。

でも僕は決して悪い人ではないし、害もほぼないと思う。

そのため、時間が経つにつれそれが少しずつ伝わり、徐々に打ち解けていくのがいつものパターンだと思う。

でもその互いに慣れていく過程で、「唐津では〜が大事で」や「〜はよくない」と言ってもらえるのは、「仲間入りするためにこっちのルールに順応しなよ」とチャンスをもらえている気がする。

僕もなるべく郷に入れば郷に従う努力をするつもりだ。

でも、一方でそう言ってきてくれる人たちには、

「歩み寄れるよう努力はするけど、Just be myself(自分自身そのまま)に振る舞って、嫌われるならそれはそれで仕方ない」と割り切っている。

別にそんなに無理して嫌いな人とお互いを正し合って付き合う必要性を僕はあまり感じていない。

僕をおもしろがってくれている人には、僕はできることはしたいし、Win-Winが好きだ。

せっかく唐津に移住してきたんだから、

「なんか変な移住者がいるよね」と見られるより、「りゅうさんが移住してきてくれてよかった」と思ってもらえるなら、後者が良い。

でも繰り返しになるけど、無理をする気はさらさらないんだ。

自分自身でいながら、水の流れにそって泳ぐ龍のように、

僕は僕らしく、淡々と生きようと思う。

その背中を見せることが唐津や日本のみんなに、移りゆく次の時代を生きるうえでのヒントになるとも思っているからだ。

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