日本人の強みを5つ考えてみた。
少し前に、日本人が海外で働くにはどんなスキルがあったら良さそうか、聞かれたことがあります。
結論、僕は案外プロジェクトマネージャー、つまり仕事を管理する人、もしくは経理や裏方かなと思います。
その話をしていく前に、世界からみると、日本は異様。カリフォルニアより面積が小さい島国が、WBCでジャイアント・キリングを一度でなく何度も達成してしまう。
それは長い歴史の中で積み上がった徳を体現する、大谷選手みたいな人が精神力をもったひとがいるのと、
大谷選手のような人の一言で、一致団結したりここぞって時に力を発揮できる、精神力が備わっているからだと思います。
1. 日本人は不安症だからこそ、計画的
実業家のひろゆきさんが以前、
「日本人は不安症で、大陸から逃げて、逃げて、もう逃げれなくなる日本列島まで行き着いた不安遺伝子が強い人種だ」と紹介していました。
実際、科学的にも日本人には不安遺伝子が多いらしく、「おもしろっ!」て思ってしまった。
でも不安症だからこそ、日本人には「良い備えをする良さ」があります。
旅行も他国の人より計画的。用意するお金も多め。地震や台風に備えてインフラもしっかりしています。
「こういう問題が起きることがあるからこう準備しておこう」って共有し合えるの、とても大事です。
それは地震大国でもあり、不安で不安で仕方がない。そういう遺伝子も表裏一体。
その良さを表現できないかーー。そう考えてみると良いと思います。
2. 先回りする能力
今まで世界中の人と働いてきて、日本人は先読みするクセがついている反面、外国人は起きてから対処する人が多いと思う。
日本人は問題がそもそも起きないよう先回りするか、起きたらこう対処すれば安心っていう事前準備をする傾向がある。
逆に「外国人は起きないかもしれないんだから、今は、いいよ。起きたら考えよう。というスタンスが多かった」です。
どっちが良い悪いではないです。
日本人はいつも不安。外国人は基本、気楽。僕は気楽な方が好きですし、気楽に仕事をしている人です。
でも気楽でいられるために、できる準備は徹底しておきたいと思っているし、します。日本人でよかった。
取り返しがつかない問題も、日本人がいると少なく済みやすい。
日本人は縁の下の力持ちタイプな傾向が強いですし、実際そう評価している外国人に多く出会いました。
3. フォロー力でワールドクラス
きっと、「周りに迷惑をかけるな」と言われて育っているからか、日本人は周りの人がやりやすいように仕事を進められる人が多いです。
外国人と働くと、自分がやりやすくて結果が出れば良いという考え方が主流。
でも「日本人は次の人がやりやすいのは…?」と考える傾向にあるし、仕事のフィードバックでも「相手の事を考えたらこうした方が良くない?」と言われることが多い。
最近また日本で働いてこういう会話を聞くと「すごいなー」と感心しています(笑)
海外では、皆無かもです。「こうしてくれたほうが嬉しいんだけど、できない?」とはっきり言えば、
「あなたはそれが大事なのか!うん、出来る範囲ではするよー!」
で、意外と頑張ってしてくれます。でも、優先はやっぱり自分自身が「気持ちよく働けること」
典型的な人はこんな感じだと思います。
「言われなくても悟って、周りがやりやすいように気づかえる」のは、日本人の特殊能力です。
4. 控えめで和を重んじる
5. 改善力がある
僕がとても驚かされるのが、日本人の改善力です。凝り性ですよね。僕も日本に長年住んですっかり凝り性が身につきました。
バイトさんでも仕事のクオリティが高い…
どうやったら早くこなせるか、バイト同士でもこうじゃない、ああじゃないと情報共有するし、現場のリーダーもちゃんと教える傾向に。
早くできたり、より綺麗にできたりって工夫していくのにも関心が高めだとも思います。仕事、しやすくなって慣れていけば不安が減りますしね!
バイトで現場がクオリティ高くまわっちゃうのも日本では珍しくないけど、これまたすごいとよく感心しています。
実は、マネージャー向きな日本人
- ばりばり仕事ができるカリスママネージャー。すごすぎて恐れ多い。
- ちょっと自信なさげだけど困ったときには気軽に助けてと言えて、フォローしてくれる。少しずつ改善して働きやすくなる。
でも…お願い上手になったほうがいい
でもマネージャーになって全部自分で抱え込んだらつみます。これは苦手だと思いますが、日本人はお願い上手にならなくてはいけません。
なんで任せたいか、理由を添えましょう。2つ選択肢を渡して、相手に選んでもらうのも「やらされてる感」が減る良いコツです。
マネージャーでなくても、困ってたら「〇〇が不安・できないんだけど…」と思い切って相談したら良いです。
必ず、自分はどうしたいかや、相手にどうしてほしいか、提案しましょう。
日本特有の察する文化は通用しないけど、ちゃんと自分を出せるようになれば、海外はとても温かいと思います。
僕が変わるきっかけになったTED動画
今の僕を知っている人は、誰とでも気兼ねなく話してお願い上手でもある僕がその反対だったなんて、信じられないようです。
でも考え方が変わると行動が少しずつ変わります。行動が習慣化すれば、だんだん良い結果が増えるようにも。
今振り返れば、自分で抱え込みがちな僕がかわるきっかけになったのはこのTED動画でした。
日本人は海外で活躍できる:自信をもてば良いだけ。
日本はこれから大変だけど、チャンスでもある。海外に出る人が増えて経験を積んだら、日本の良さが見えると思う。
過去の僕も含めてなのだけど、日本人は自分に自信がなさすぎる。そうではなくて、あるがままの自分でOK。足りない部分は、今日取り組んで少し成長する。
かつて、武士道を重んじた日本人はそういう考え方で誇りをもっていた。
そのメンタルのDNAは残っている。それを呼び覚まして、日々鍛錬しながら、
自信と誇りをもって、海外と接すれば良い。
刺激を与え、自分も刺激され、日々成長するのが、自分の利ともなり、日本のためにもなると思う。
そのきっかけになるような発信を続けていければと思うので、またブログを読みに来てください!!
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