僕の英語の先生はアニメだった話。
僕は8歳の時、神奈川県の横浜市からアメリカのサンフランシスコに引っ越した。
父が単身赴任でアメリカ入りしていて、家族一緒のほうが良いということになり、
母が仕事を辞め、アメリカに移住を決めた。
小学校2年生の夏休み、僕の生活は一変した。
長い夏休みの期間中、友達もいないなか、アルファベットを何度も書いて練習させられたのを覚えている。
英語が普通に扱えるようになるまで、それから2年ちょっと。
それまでは、かなりの地獄を味わった僕に英語を教えてくれたのは、アニメだった。
英語ができない、地獄の日々。
英語ができるようになったきっかけは、アニメ。
日本人の、日本語の学び方。
一人で音の特訓に励むと良い
今は選択肢が山程ある。それをなるべくネイティブに近い人と仲良くなるなり授業料を払うなりして、気になったフレーズを一緒に特訓してもらえば、上達スピードは上がる。
好きな映画やドラマを反復する
歌も良いけど、映画やドラマが良い。
歌だと文章がメロディーに合わせて歌われてしまうため、普段使う発音と変わってしまうことがあるからだ。
映画やドラマなら、普段遣いと同じ発音で会話のシーンが出てくるので、まずはそれを英語字幕と一緒に観る。
気になるフレーズは、一時停止しながら、そのフレーズを日本語で調べたり、
類語や似たフレーズや言い回しも調べてみると良い。
必ず、そのシーンの発音を聞きながら、自分でぶつぶつ声に出して真似てみることも忘れずに。それはメモしておき、英語の授業や英語が上手な人に音チェックをしてもらおう。基本、喜んで助けてくれるはずだ。
日本の高校の友人で007が大好きだった親友はいつも007のシーンを真似ていた。彼はそれもあってか発音が綺麗だったし、いまはロサンゼルスに住んでいる。
そういえばもうひとり、映画が好きだった同級生も高校卒業後アメリカに留学し、そのままアメリカ人と結婚してロサンゼルスにいる。
彼らも、やはり映画をみながらのシャドーイングが活きている。
この二人だけじゃない。僕の周りで活きた英語を活用できている人でシャドーイングをしていない人は、思い浮かばない。
コツは、スキマ時間を利用する
忙しくてなかなか時間がとれない。
特に日本にいると、どうしても時間貧乏になりがちだと思う。僕もその一人だ。
でもスキマ時間は誰にでもある。
特に接客業についている人なんかは、インバウンド対応だってあるはずだ。
「〜って言いたいのに、わかんない!」
「〜って答えるにはどう言えば良いんだろう?」
そういった時、それをチャンスと思いメモったほうが良い。
その時は失敗に終わってしまうかもしれないが、大事なのはそれで学ぶこと。
次、同じ失敗に終わらないよう、動くことが大事だ。
「こういうことが言いたかった」とメモっておけば、帰りの電車やお昼休憩中などに調べられる。
いまは「言いたかったこと 英語」とググればすぐ最適解が返ってくる良い時代だし、
その下のラッパボタンを押せば、発音だってしてくれる。
それを一日一個やったとしたら、一年で365個できるわけだ。
それが3年続けば、1000個を超える。
1000個もいらないはずだ。よく出てくるフレーズを、身になるまで繰り返すだけで良い。
次の機会にそれを言えるようにノートにまとめていたら?
ノートに書いていた内容を忘れてしまっていても、振り返っておけば、
次にそのフレーズを使う機会が訪れた時、だんだんと言える確率が上がっている。
それをなるべく高速で回転させた結果が、英語が使える状態につながる。
そういった自分が使いそうなフレーズに絞って勉強しておくことで、
自分にとって、活きた英語が使える成長ができる。
地道に、繰り返すべきだ。
自力ですすめられる勉強がおすすめ
あまり、塾や英会話に頼って他力本願にならず、
失敗と改善を繰り返す人ほど、英語の上達が早いのはここで強調しておきたい。
失敗が怖くて20年英語圏に行ってもろくに英語を話せない人も知っているし、
わずか半年で帰国子女かと思ってしまったほどの日本人も会ったことがある。
大事なポイントをおさえて、習慣化する。
すると気がついたら、結果につながる
僕はラッキーでアメリカに7年過ごすことができたため、
基本的には英語はできて当たり前だ。
でもスペイン語で同じようなことをして日常会話に困らない程度にはなったし、
(日本であまりにも使わないので結構忘れてしまったけど)
中国語、フランス語、と少しずつ、出来る範囲ですすめている。
英語でどんな世界を見ますか?
このブログでは過去に僕が国内外で見てきた世界や数え切れない失敗談もシェアしながら、
今後の日本を担う国際人材の良いきっかけになれればと思い発信しています。
日本にはまだまだ、世界に誇れるポテンシャルが眠っています。
それを伝えていくなかで、重要になってきそうな心や語学について書いています。
英語塾:英語で見える世界のサイト
他以下を主に運営中です。
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