僕が佐賀の唐津に移住した3つの理由。

 昨日、帰りがお隣さんと被ったので少し話していた。

「唐津によくきたね。でも君がなぜここだったのか、それが不思議でね」

確かに。

一度整理してみると良いかと思い、今日は僕が佐賀県唐津市に移住した理由を書きます。

唐津に移住した理由

①立地のよさ

大都会福岡と、離島・大陸へのハブ

一番の理由は、立地のよさかなと思う。

いやいや、九州で立地のよさといえば福岡でしょうと突っ込まれるかもしれない。

僕もそう思っていたし、実際福岡で探していた。

福岡空港からストレスなく、2時間以内で帰りつける移住先がよかった。

でも豊臣秀吉が朝鮮出兵のときに拠点にして大名を集めたのは、唐津だった。

当時は飛行機はもちろんない。

船で海を渡るとしたら、唐津が良いという結論だったのだと思う。

その名残はまだあって、唐津にはフェリーターミナルが壱岐の島に行けたり、

対馬〜韓国にも2時間で行けちゃう。

小さい離島に渡れる船着き場も、唐津に多くあるらしい。

福岡中心地からはバスも電車も1時間半ほど。

大都会の福岡、空路への快適なアクセス、フェリーでの離島〜大陸までのハブ地になっていると思った。

国内外から友人が遊びにくるときに、空港から2時間以上かかってしまうとハードルが一気に上がっちゃう。

それが念頭にあった。

僕が世界で一番好きな空港は福岡空港だ

僕は世界中でいろんな空港を利用したが、好きなのは福岡空港だった。

利用するたびに、博多駅にすぐ行けちゃうのに驚く。

というか、もう少しかかるだろうといつも思ってしまい、電車を降りそこねることも少なくないくらいだ。

シンガポールのチャンギ空港も結構な頻度で利用したし、

空港の設備や規模、効率のよさはすごい。

でも都心へのアクセスの早さが僕には一番大事かもしれない。

もはや博多や天神は空港の一部と捉えているくらいだ。

別ターミナルに移動するくらいの感覚なのが素敵すぎると思う。

これだけで、20代の頃に「福岡に住んでみたいんよ」と周囲に言っていた。

②自分に合った魅力が豊富。

僕はインバウンド向けの情報サイトを運営していた過去があり、穴場を探すことが多かった。

もとから、知る人ぞ知る的な場所が好きなのだ。

唐津には惹かれるものがある。

英語でいうと、"It feels right"=(なんか良い気がする)という直感なんだけど。

虹の松原をレンタカーで走り抜けたり、

がらんと誰もいない美しいビーチで休憩したり、

鏡山を登ったときの青空と海、町並み。

街の中心地かつ海に面している、唐津城の風情。

自然と町のバランスがよく、僕がとても好きな環境だと感じた。

食材が良い

初めて唐津に来たのは、移住先を探しながらリゾバをしている時に、鳥栖で働き始めたのがきっかけだ。

フロントのおっちゃんに魚が美味しい場所を聞いていたら、

「まあ、同じ佐賀っていうのもあるし、唐津や呼子エリアは行ってみてほしいなあ」

と言われ、初めて唐津という地名を知った。

呼子は九州ではとても有名なイカの産地で、

佐賀牛の生産の大半も唐津市が担っているそうだ。

下見に来ている時に、JA唐津が運営する「うまかもん市場」に寄り、

魚種の多さと価格、佐賀牛のコーナーの広さに驚いた。


買った食材を料理しながら、「佐賀良いな…少なくとも、僕にはめちゃくちゃ合ってるじゃん」

と心が動いていった。

③町がコンパクトでなんでも揃う

唐津を運転していて思ったのは、町がコンパクトなのに、あったら良いなと思う店が揃っていることだ。

大好きなトライアル。その他イオン、ニトリ、無印、ユニクロ、ワークマン、マツキヨなど。

ケーズ電機ももうすぐ出店するようだ。

僕はファーストフード行かないけど、しっかり揃ってるなあと驚いた。

逆に唐津より福岡と逆方向に西に進むと、一気にこういった店がなくなる。

あっそういえば、唐津には僕が唯一行くファーストフード店のなか卯さんがない…

なか卯さん、出店してください…

ほぼ毎日食べに行きますので(笑)

結論:僕に合っているから移住を決めた。

結局最終的に大事なのは、

「自分に合った場所か」ということだと思う。

鳥栖で働いているときに唐津に移住しようと思うという話を聞いてもらっていた時、

「糸島は?糸島のほうが移住者は多いし、お洒落だし」という話が出た。

糸島も行ってみたのだけど、自然と食材のコスパのよさに喜びを感じる僕にとっては、

唐津だと感じた。

唐津から更に南西方向に行くと、良い釣りポイントが多くあり、

釣り初心者の僕でもすでにヤリイカやスズキ、アラカブが釣れた。

キスや穴子、うなぎ、ツガニ、タコ、真鯛、クエ、サバ‥

よだれが止まらない食材が釣れてしまう素敵な環境だ。

やっぱり自分にとっては、日常的に大好きな大自然や食材と触れ合える環境に軍配があがった。

古い空き家を賃貸してみた。


「唐津駅前、空き家、賃貸」でググったら、

「えっあるやん!」と思わず大声を出してしまった。

空き家を購入するのはハードルが高く感じた。

家の状態も気になるし、周辺住民との関係や不安は絶えないと思う。

リスクを減らすために、賃貸という選択肢を探したのだ。

さっそく問い合わせたら、感じの良い工務店さんが案内してくれることになった。

その結果がいまの移住に至る。

大切にしていること:郷には郷に従え

地元の方々も親切で、自然の豊富さや食材のおいしさに魅了されている。

一方で良いことばかりではない。

就業先や知り合った事業主さんたちとの商習慣の違いや考え方の違い、空き家の劣化を残念に思うことだってある。

でもそのへんは、自分にコントロールできる範囲で最善を尽くすのみだ。

長期的に住んでみたいと自分が決めたのだから、

自分が合わせ、受け入れる姿勢がとても大事だと思う。

受け入れると決めてしまえば、

自分ができる最善を尽くしてだめな部分は仕方ないと割り切れる。

辛いときは、「〜で困っているのですが、〜できませんか」と提案してみる。

なるべくストレスフリーで気分良く過ごせるよう、

周囲とコミュニケーションもとりながら、

慣れていくつもりだ。

オンラインでのリモートの仕事にするか、地元の企業に就職するかも迷ったが、

地元企業で働けることにもなった。

そうやって少しずつ唐津の魅力を知りながら、

自分が貢献できることをしていこうと思う。

魅力も見えるし、課題もたくさんある。

だからこそ、その課題解決の一部を僕も担いたいと思っている。

大事なのは、マインドセットだ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

このブログは、起業が失敗で終わった僕がどうやって幸せを見つけられるようになったか、そんな話をすることからスタートしました。

同じ環境にいても、それを幸せと感じる人もいれば不幸と感じる人もいる。

僕が人生最悪だと思った日は、今では人生最高の日だったかもしれないと思えるようになった。

物事の見方や考え方を変えると、道が拓けるし、あとは気分良く過ごせるよう淡々と日々を送ることの大切さを学んだ。

そんなことをテーマに、「考え方を変える塾」をオンライン上で、スモールスタートでこのブログから発信しています。
机上の空論があまり好きではない。きれいなことばかり言うのもどうかと思う。

やりたいことがある時、やはりどれだけ本気になれるかは必須条件だと学んだ。

僕は起業で失敗した後、良い条件の仕事がすぐ見つかったのを見送って、敢えて自分で地獄に落ちてみようと思った。

でも世間で言われる地獄は、正直逆だったと僕は思う。

人生の答えは十人十色。でも僕がどう選択してどう進んだかは、参考までに公開していこうと思います。


これからも様々な考え方やコツも公開していきますので、

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