英語の世界では、あなたの「なぜ」が大事。
アメリカのサンフランシスコで育った僕は、考え方がアメリカ寄りだと思う。
欧米の人と日本の考え方は逆かもしれないと思うことも少なくない。
だからこそ、お互い興味があるのだとも思うけど、特に欧米の人と深く関わったり、集客したりしたいと思ったときに大切にしたほうが良いポイントがある。
それは、「なぜあなたはその仕事をしているか」を明確にすることだ。
英語圏のひとはあなたの「なぜ」が知りたい
英語圏では、企業であっても個人であっても、あなたが「なんで」今それをしているかがとても重要だ。
I love ~(私は〜がとても好きで)やMy passion is~(私が情熱を注いでいるのは〜)などと、会話にもよく出てくる。
日本ではあまり自分語りは好まれないと思う。
仕事でも営業担当でもない限り、黙って自分の与えられたタスクをこなすのが美徳。少なくとも英語圏よりはその傾向が強い。
でも英語圏では逆で、自分の意見を述べ、自分の価値をしっかりアピールするのがもはや当たり前だ。
あなたの生い立ちや好きなこと、これからしたいことである「なぜ」を伝えておけば、相手もできる範囲で情報や物、体験をくれたり、人の紹介や金銭面のサポートをしてくれる人も珍しくない。
そうやって日本より早く、自分のしたいことが派生していきやすいのが英語圏の国々の特徴だ。
日本と英語圏の買い方の違い
例えば、インバウンドになにか売りたいときはどうだろうか。
日本では人気な商品が売れやすい。そのため、英語圏の人たちにも人気商品を売ろうとしがちだ。
もちろん、向こうも日本語ができない限り、人気商品を買ってみてくれることもあるだろう。でも、日本人のように簡単にはいかないと思う。
「買ってみて価値がありそうか」を確実に、より意識して吟味している。
それを決める大きな要素の1つが、あなたのなぜの部分だ。
それを英語ではAuthenticity(本物の、信頼できる)やLegitimate(正当な)(=legitと省略する人も多い)と表現することが多い。
なぜはどう見つける?
①歴史・自分のルーツ
長くその事業を営んでいると、やはり信頼されやすい。
その事業や仕事への本気度が伝わるからだ。
わかりやすい例は、「江戸時代から続いている老舗」といった歴史だろう。
ずっと本物だと認められていた和菓子や陶器など、とても信頼され、買われやすい。
「有名だからでしょ。私がやってることは…」と聞こえてきそうだが、
必ずしも有名である必要もまったくない。
「ずっと漁師だった」「ずっと農家だった」「地域に根付いてきた」ーーー。
これらも立派な歴史だ。
欧米系の人は自分が知らない世界を見て、自分の経験にしたり学びにしたりするのが好きな傾向がある。
僕もその一人だ。
苦労話やちょっとした工夫、事業をしていて嬉しいと思うちょっとした瞬間。それを覗けるのはとても貴重な体験だと思う。
旅行にエンタメ的な休暇も求めているが、せっかく来たのだからなにか、国に帰ったときに活用できるようなインスピレーションになるものを探している人が多いのも知っておくと良いと思う。
②好きなことである
もう一つはその事業で売るものが自分の好きなことと直結していることだ。
「料理が好きだから」お店をしたり、「人の世話をするのが好き」で民泊をしていたり、健康に配慮するのが好き」だからジュース屋を運営しているほうが、
接していて気分が良い。
「儲かるからしている」と価格や接客が商業的になりがちだ。
「好きだからしている」ほうが事業をよくする意欲がでやすく、それは確実に顧客側にも伝わる。そのほうがファンを得やすく、口コミでもひろがる。
ポイント:あなたのなぜは、絶対ある。
日本ではあまり、自分のことを語るのはよくないとされていると思う。
「〜に興味をもった」「やり続けた」「うまくできるようになった」「その蓄積した結果をシェアしたい」
これを穴埋めするとベースができると思う。
繰り返し言うが、日本ではあまり自分のことを語るのはよくないとされていると思う。
でも欧米では逆だ。自分のことを語らないのはよくないと思っておくくらいがちょうどいい。
なぜそれをやっているのか。これをとても大事にしながら海外に日本を売り込んでいけば、
きっと日本の観光はひと段階上のレベルに行けると思う。
最後にこれだけは!
この投稿を書くときに思い出していた動画があります。
なぜ事業構築に「なぜ」の部分が大事にされるべきか、さくっと無料で知れる一番良い方法だと思います。
サイモン・シネックのこの動画を大学を卒業してすぐ知ることができて、とてもよかった。
アップルの製品がなぜ売れたか、分かりやすい例も出てくるので、
ぜひこれだけでも見てみてください。
サイモン・シネックの本
インバウンドの集客方法をシェアしていきます
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
僕はシンガポールのスイス系銀行で通訳をしたり、海外で多くの時間を過ごしてきました。
一方でシンガポールでの華やかな銀行生活は肌にあわず、いつも現場の仕事に関心がありました。
通訳や執筆業もしながら、飲食店を中心に様々な現場で働く楽しさや苦労も経験。経営に必要な幹や枝の部分を学びました。
データや数字だけを追った机上の空論ではなく、現場がいかに本気で事業に取り組めるようになるか。それを忘れずに経営アドバイスを送っていきたいと思います。
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