GiverとTakerの見分け方

 

僕はふたつ、見ていることがある。

ひとつめ。当然と言えば当然だけど、GiverとTakerって考えていることが逆だ。

話題でどっちのパターンかが、次第に分かってくる。

まずひとつめは、その人の話題が、

自分に向いているか、周りに向いているかで分かる。

What can I do for you?

What can I do for you?(私はあなたのために何ができるだろう?)

この考え方の人は、Giverの人だ。

分かりやすいのは、5つ星ホテルやスタバのスタッフをイメージしたら良いのでは。

気が利く人が多く、

「そんなところに気がついてくれるんだ!」
「ちょっとした心遣いが素敵だな」

と思わされることが多いと思う。

それは従業員が周りをよく観察し、全体が心地よい場所であるよう、

自分ができることをする準備ができているからだ。

What can you do for me?(あなたは私に何ができる?)

逆に、Takerは自分にとってのメリットに重点をおいている。

もちろん、あからさまに「(私のために)〜して」とは言ってこない。

出てくる何気ない会話で、

自分が得することを考えているのが次第に分かってくる。

たとえ先輩や上司だったとしても、

GiverとTakerでは指示の仕方や頼み事も全然ちがう。

自分のメリットばかりを考えている先輩や上司にあたってしまったら、

それを我慢する必要はない。なるべく早く権限がある人に相談しながら、

距離をとる行動に移すと良いと思う。

不平・不満を言う人はTakerの可能性が高く、周りに期待しがちだ。

逆にGiverは周りのほうが大事で、不平・不満より心配・不安のほうが大きい。

「もっとよくできたんじゃないか」「困ってそうだけど声かけて大丈夫かな」

といったことを考えている。

GiverのふりをしたTakerが厄介

もちろん、GiverとTakerが混ざった人がほとんどだとは思う。

でも程度があり、どっち寄りかも、結局は話題を要約した時、

What can you do for me?の人か、What can I do for you?かに分かれる。

でも一見、あれこれとGiveするけど、自分が最終的にTakeするための人もいる。

日本語でいえば、ごまをすってくる人に近いと思う。

的外れな贈り物やおせっかいをしてくる人にも注意だ。

それは他者貢献ではなく、自己満足のためだからだ。

やっぱり、What can I do for you?か、What can you do for me?が答えになる。

僕は、ごまをすられるのも嫌いだし、自分も一切しない。

短期的に損することはあるのかもしれない。でも長期的にはこれがとても良い結果につながってきたと思う。

言っていることではなく、行動をみる

シンガポールでよく聞いた言葉が、「NATO」だ。

北大西洋条約機構のNATOではなく、

”No Action Talk Only”(行動なし、話すだけ)の頭文字をとって、NATOだ。

”He is NATO"(彼は言うばかりで全然行動しない)
"Don't be a NATO"(言うばかりで、なにもしない人にはなるな)

といったように使われていた。

GiverとTakerが混ざっている人が多く、見分けが複雑だという話をしたが、

僕はNATOの人はTakerに多く、

小さくても行動を起こす人はGiverに近いと思っている。

言っていることとそれに伴う行動が一致している人は、信頼できる。

その人が言っていることに耳を傾けすぎず、

その人が行っていることを観察すれば良いことを知った。

きれいなことばかり言って行動が伴わないひととは、

付き合っていてもかなりの確率で(一緒に)不幸になる。

黙っていてもコツコツと行動を積み上げている人ほど、信頼できるのを知るのに、

かなり時間がかかってしまった。

ごまをすってその場限りの言葉を並べても、結局あとから悪口や愚痴を行動におこしてしまえば、

それはまわって自分に戻ってきてしまう。

良いことを言って、行動も良い人とだけ付き合えればベストだし、

口数は少なくても、行動が良い人も大切にしたほうが良いと思う。

GiverとTakerの見分け方。

まとめは、僕はこのふたつで見分けるようになった。

出会ったはじめは、正直判断がつかない。
そのため、短い時間でも良いので会う回数を重ねる。

接する機会が増えてくると自然と分かってくると思う。

-What can I do for you?を考えている人か
-NATOな人ではないか

このふたつを見るようになった。

これでだいぶ、人間関係が改善して、自分が振り回される機会が激減した。

また、自分もこの2つにならないよう、

日々意識しながら過ごしている。

その気がなくても、そうなってしまっていたこともあると自覚しているし、

だからこそ今から先はそうならないよう、気をつけている。

失敗もしながら、反省し、次気をつければ良い。

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佐賀県唐津市に移住したのをきっかけに、地元の企業や教育機関で、国際人材を育てる事業を始めました。

日本がとてもブームになっているいま、日本の魅力を海外にアピールできるコミュニケーション能力をもつ人材を育てたい。

また、自分の特性を発掘し、「日本をよくしながら自分が成長したい」と主体的に動く人材を育成したい。

唐津を日本のサンセバスチャンのような、食や教育で栄える町にしたい。

唐津の人が、唐津を誇りに思ってもらえるよう、尽力したい。

移住者の僕が、「良いよ、唐津!!最高じゃねえか!!」とよく言っているのを、

「変なひとやね〜なにが良いね(笑)」とくすくす笑うのではなく、

「そうなんよ、唐津最高なんよ!!」と一緒に盛り上がれるようにしたいと思っています。

その成功体験は、いずれ日本全体が盛り上がっていくことに繋がるとも思うから。

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